福島敦子
卓越した世界観と溢れるセンスが共存する稀有な作家。イメージが生まれるその瞬間をテーマに、プロジェクトの象徴としての表題作が繰り広げられる。これから始まる創造力の競演への期待感は、まさにこの映像が触発する。
「Manie-Manie 迷宮物語」『ラビリンス・ラビリントス』(作画監督)/「ロボットカーニバル」『OP、ED』(作画監督)/「AKIRA」(原画)/ ゲーム「ポポロクロイス物語」(キャラクターデザイン)
河森正治
斬新なメカデザインでアニメーションイーンを席巻するマルチクリエイター。上海旧市街地、洟垂れ小僧の遊ぶ幼稚園に閃光とともに未来人が出現。憧れのヒーローを小気味良いテンポと奇想に富んだストーリーで感動を誘う手法は圧巻。
「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」(監督・メカデザイン)/「GHOST IN THE SHELL ~攻殻機動隊~」(メカデザイン)/「地球少女アルジュナ」(監督)/「マクロスゼロ」(監督・メカデザイン)
木村真二
その実力の確かさで、世界を牽引するアニメーション美術の超技巧派。“キモグロカワイイ”4人組が繰り広げるスラップスティックで心温まるコメディ。シナリオに高須光聖が参加。山口智充、矢部太郎(カラテカ)の声優陣にも注目。
「プロジェクトA子」(美術監督)/「スチームボーイ」(美術監督)/「ヒピラくん」(絵本)/「鉄コン筋クリート」(美術監督)
福山庸治
漫画家として 70 年代から活動し、数多くの作品を発表。熱烈なファンを国内に擁する。その類稀なる創作センスと語り口のうまさで、自分以外の自分に翻弄される主人公の高校生、裕が不条理で不思議な世界に巻き込まれる姿を描く。
「マドモアゼル・モーツァルト」(コミック) / 「ドン・ジョヴァンニ」(コミック)/ 「臥夢螺館」(コミック)他多数
二村秀樹
鋭い感性を作品に昇華する最も芸術化肌の映像作家。シャープで幻想的なビジュアル表現による仮想現実空間を舞台にした衝撃の映像詩。三上博史のモノローグ、サイバーな音楽トリップ、 SE 、全ての感覚に監督が挑戦してくる。
「PERFECT BLUE」(原画)/ 「ジョジョの奇妙な冒険」(監督・ビジュアルワークス)/「アニマトリックス」『セカンド・ルネッサンス パート1・パート2』(作画監督・設定デザイン)